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Channel: スラックラインの歩き方
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スラックラインワールドカップジャパンin小布施2017年9月17・18日開催

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ワールドカップについて


2017新年のニュースとして小布施でスラックラインワールドカップが開かれるというニュースがありました。
スラックラインのワールドカップと冠された大会は年間にいくつか開催されています。

スラックラインのワールドカップという定義が曖昧ではあるのですが、簡単に言えば世界規模で参加者を募った大会といえると思います。

日本では2011年11月に秋葉原でスラックラインのワールドカップが開かれる予定でした。しかし、この大会は東日本大震災での原発事故での放射能の影響を懸念して躊躇する選手や家族がいるということで中止。来年開催されるとの話でしたが結局開催は流れてしまいました。

それから時は流れ時代は2017年。
9月に長野県の小布施で開催されます。その名もFULL COMBO。

この6年間の間にスラックラインワールドカップ事情は大転換しています。2015年までランキングや大会形式を取りまとめていたWSFEDは現在機能していません。理由は簡単でギボンが分裂していしまったからです。2016はギボンのワールドカップは開催されず、ドイツでのギボンライダーの祭典的な大会という規模に縮小してしまいました。


それに変わり、スラックラインインダストリーズが中心となってISI( International Slackline Invitational)が立上げられています。

そして、今年小布施で開催される大会もこのISI基準の国際大会となるのです。
今まで小布施で開催されていたギボンカップとは試合形式が異なります。同じスラックラインのトリックを競う大会でしょ?とは思うかもしれませんが、一対一の勝負では無くて得点形式となるのでだいぶ印象が変わると思います。

それにしても凄いのは小布施スラックライン部。
ついにワールドカップまで開いてしまうとは。行政やケーブルテレビ局も巻きこんでいるので、注目度もかなり高くなりそうです。

パンフレットに書かれてあった「日本のスラックラインの聖地から世界の聖地へ」「オリンピック正式種目化推進」という壮大な目標への第一歩になることでしょう。

※ロゴは公式サイトより

先月にチリで開催されたワールドカップについて

先月チリでスラックラインのワールドカップが開催されました。

トリックラインのコンペをメインに、フォーラムやハイラインやロングライン、女子のトリックやトランスファー(平行に二本張ってトリック)などなどと盛りだくさんだったようです。

このワールドカップのトリックラインのコンペはWSFEDでもISIでもなくオリジナルフォーマットで行われました。
スラックラインのワールドカップは今現在は空白の時代と呼べるのかもしれません。

しかし、それが逆に小布施のワールドカップの存在感を際立たせています。今後、ISI形式が増えてくる可能性は高いので絶好のタイミングかも。

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試合形式を簡単に予想

予想です。

初日に参加者全員男女混合でライディング。
最大32人が二回の演技を行う。相手は完全にランダムでシード選手などはいない。90秒間+15秒で降りて交代を繰り返す。それをトリックスコアに基づいて得点化。
二回のうち得点が高い方の上位が次の日のファイナルラウンドに進む。

ファイナルラウンドでも前日と同じようにして順位を決める。
順位により世界ランキングポイントが入る。

トリックスコア表

Trick scores used in the ISI Slackline Judging system are a result of the input by 100s of slackliners and judges from around the world.

これを単に足すのではなく、コンボにしたら加点されたり、二回やると貰える点数が落ちたりする。
去年のISI大会の動画を見ていると、高レベルコンボに絞ってこまめにラインを下りて交代を繰り返している。無駄な時間を消費せずに高得点をねらうとそうなるっぽい。同じトリックは低評価だし。

注目選手は木下晴稀


Ayumi Okada vs Haruki Kinoshita | Finals Heat 2 | 2016 Slackline Freestylers – YouTube


動画は去年のISI大会。東京。

注目選手は木下晴稀。2000年生まれ。

小布施はホームグラウンドだし。
まさに彼のための大会ともいえる。

期日・場所

開催日:2017年9月17日(日)・18日(月)
場所:小布施ハイウェイオアシス横小布施総合公園

参加選手・参加資格

海外から10名程度となっており、上限は32名。クラス分けなどは無し。
参加条件は日本と海外は区別されていないようですが、日本人選手だと動画コンテスト4位以内、3月に東京で行われるフリースタイラーズなどで上位だと参加資格が得られるそうです。しかし、それだと日本人選手は10名程度になりそうなのですが、協議で追加されるケースもあるみたいです。

参加資格を得られる東京アウトサイドフェスティバルのSlackline Freestylers(FBイベント)は盛り上がりそうですね。

動画コンテストはスラックラインインダストリーズ主催のコンテストOnline Trickline Championship (OTC) 2017になります。これは相当にレベルが高いので4位以内はかなりの実力が必要だと思います。4位に届かなくても参考材料になって参加資格を得られるというケースがあるのでは?な感じ。

ちなみに、優勝賞金などはまだ公開されていません。
ジュニアの出場枠もあるそうです。

観戦するには?

観戦無料。誰でも観戦が楽しめます。ぜひ、間近で。
初日が予選ともいえる試合、二日目に決勝などが行われるはずです。

公式サイト

公式サイトが公開されています。
現在はサポートチームの募集などが行われています。

小布施のワールドカップことFULL COMBOの今後が楽しみです。
興味がある人は9月17日・18日の観戦計画をいまから立てておきましょう。

近くなったら歩き方でも海外選手のことなど紹介する予定です。

小布施町浄光寺のスラックラインパーク。無料で利用できる国内最大級のスラックライン施設です。
Slackline World Cup Japan【FULLCOMBO】 - いいね!509件 · 58人が話題にしています - アジア初開催。2017 Slackline World Cup Japan 2017スラックラインワールドカップ ジャパン

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